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2020.01.16 Thursday

原稿用紙ほぼ3枚分の小説==自動運転の車3の1

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    登場人物等
    私は亜子(あこ)。五十路を過ぎた主婦。義母宅から車で20分ほどの賃貸マンションに単身居住中。子なし。義母にこき使われる日々を送っている。大学を出ていないので「学がない、高卒はばか、ものを知らない」と義母に見下されること多々。いつも義母に突然呼び出される。
    夫の逸也(いつや)は会社員。年齢は私の一つ上。ハワイに単身赴任中。
    未亡人の義母は80代後半でひとり暮らし。私をこき使い、学歴をばかにすることに生きがいを感じている。

    亜子 お義母さん、急ぎの用って何でしょう?
    義母 あのね、テレビで自動運転の車を見たの。ハンドル握らないの。それ買おうと思って。

    亜子 義母さん、自動運転でも、免許がないとだめですよ。
    義母 何言ってんの!自動運転なんだから免許いらないでしょ。

    亜子 車は壊れることがあるんです。自動運転の制御システムが動かなくなったとき、ハンドルを握って運転しないといけないかもしれません。そのために免許が必要なんですよ。
    義母 何言ってんのよ。学がないくせに、わかったふうなこと言わないで。

    亜子 でも義母さん、自動運転はまだまだ先の話ですよ。
    義母 あんた、ばかね。日本の技術は優秀なんだから、すぐにどこでも自動運転できるようになるわよ。

    亜子 そうかもしれないけど、それはもっと先の話じゃないですか。
    義母 すぐにそうなるわよ。あんた、知識が足りないわね、学がないと想像力もないのね。

    亜子 すみません、学がなくて。
    義母 とにかく買う。そうしたらあんたに頼まなくて済むし。車を出してもらうのいつも悪いなって思ってたのよ。

    亜子 そうですか……あはは。
    義母 まあ、免許が必要なら自動運転用の免許を取ればいいよね。

    亜子 自動運転用の免許なんてないですよ。
    義母 だってオートマ専用の免許ってあるでしょ。

    亜子 オートマ専用じゃなくて、オートマ限定です。
    義母 似たようなものよ。あんた、悪いけど、車屋さんに自動運転の車のこと聞いておいて。あと、近くの自動車学校に自動運転用の免許のこと確認しておいてよ。

    亜子 はいはい、わかりました、はい。
    義母 「はい」は一回でいいの。何回注意してもだめね、大学出てない子は覚えが悪いわね。

                  3の1はここまで 3の2はおみょうにちに。
    2020.01.21 Tuesday

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